ドローン業界に衝撃と感動をもたらした、素晴らしいドローン。
DJIMAVIC MINI
間違いなく、今年のベストバイであり、これからドローンを始めるなら買うべきモデルです。

一体何が凄いのか?どういった点がオススメなのか?
その理由をとことん解説いたします。
そして、一般には未発売のタイミングで先行して実機を試してきました!
大阪のDJI本社で飛ばした映像も記事の下に貼っておりますので、ぜひご覧ください。
【DJIMAVIC MINI】5万円前後の予算なら絶対オススメなモデル
本体の価格が46,200円(DJI公表価格)というお値段で発売されました。
一見すると5万円近いので大金ですが、カメラ機材は何もかもが高いので金銭感覚が麻痺している状態だと、とても手に届きやすい値段なのです。(錯乱)
もはや、GoPro8と同じ価格帯なので、アクションカムを購入するか?ドローンを購入するか?そんな領域にまでになったということなのです。

時代の進化は早いですね…。
映像業界に携わるShibaEmonからすると、この値段でこのクオリティーはお値段以上なのです。
どんなスペックを持っているのか?といった疑問は後ほど解説していきますので、ぜひお付き合いください。
中華製品の模造品は買わなくていい
今まで、安さを求めてAmazonや楽天といった通販を利用していた方も多いでしょう。
4Kが撮影できると唄ったドローンや最強ドローンなどと誇大広告を前面に打ち出したドローンがたくさん販売されています。
製品や価格自体は素晴らしいのですが、何度も格安ドローンで失敗していた方には朗報です。
そして、もう無駄遣いはしなくてよくなりました。
少し冷静に考えてみてください。
多くの時間を使って、ドローンを探しまくりませんでしたか?
これからは、安くて良いドローンをネット通販サイトであれでもないこうでもないと比較検討する必要はありません。
(かくゆうShibaEmon自身もその一人でした…)
コストも抑えつつ、肝心の飛行性能と撮影クオリティーの全ての要件を満たしたドローンがあるといったら、絶対買いますよね?
そう、それがDJIMAVIC MINIという訳です。
【DJIMAVIC MINI】どんな性能なのか?

まず簡単にDJIMAVIC MINIの基本スペックをお伝えいたします。
映像業界に身を置くShibaEmonが、ドローンを買うなら絶対に見るポイントを特別にご紹介しますね!
プロカメラマンがYouTube動画にドローンを使うときの必須条件。
1.1080p/60fps以上の高画質動画が撮れるかどうか。
2.動画が安定しているか?(ジンバル付きかどうか?)
3.ドローン自体がロストしないように自動帰還機能が付いているか?
以上が、最低限満たして欲しい要項でした。
以前は、このスペックのものを購入するとなると、間違いなく10万〜20万円近い金額になっていました。
DJIMAVIC MINIが登場する前まで、10万円以下のドローンは動画がぶれていたりと全く使い物にならないものばかりでした。
しかし、最低限どころか、予想を遥かに上回る性能で登場したのです。
★ 2.7K 30fps動画や1080p/60fpsの動画が撮影可能。
★ 3軸ジンバル搭載
★ 離陸点への自動帰還機能(RTH)
★ 199gという圧倒的な軽さと200g規制対象外

簡単に、条件としていた最低限のスペックを越しており、さらには5万前後の価格帯で他社とは一線を画する仕様となっているのです。
【DJIMAVIC MINI】間違いなくドローンの普及に大いに貢献したモデル
DJIMAVIC MINIは発売されたばかりなのですが、多くのテストユーザーがYouTubeで紹介しているように、DJIの本気が伺えます。
日本に衝撃をもたらすと、大きな期待を持たせたようにやってのけてくれたのです。
日本は狭い国で、ドローンは飛ばすところが限られているというイメージですが、その規制ギリギリまで切り詰めた最強仕様によって、より多くのドロニスト(ドローンユーザー)が増えることになるでしょう。
200gなので規制対象外
ここで誤解されてはいけませんが、規制対象外といってもキチンとした飛行ルールがございますので、どんな飛行をしても良いというわけではありません。
絶対に守らないといけないルール等は、多くのドローン情報サイトや、国土交通省が提唱していますので、最低限は理解しておきましょう!
ということで、200g以下がどれほど日本でのドローン活動におけるメリットなのか?
DJIMAVIC MINIは事前申請が不要
200g以上のドローンは飛行前の申請が必要となってきます。
なぜなら、無人航空機として航空法で法律が定められているためです。
詳しい航空法の要項などは常に変化しているため、各自で国土交通省のルールを確認するようにしましょう。
199gというギリギリの設計なので、今の段階で日本の航空法の200g以下となるため、制限が設けられないことになります。
より自由に、高画質かつ安定したドローンの飛行を楽しむことができるのです。
DJIMAVIC MINIはプロペラガードといったアクセサリーを着けて200gを超えても規制にかからない!?
言葉のアヤというものがありますが、法律の規制を守りつつ、どんな状況でも楽しめる仕様になっているのです。
Amazonの質問コーナーを引用します。
MavicMiniにプロペラガードを付けた場合、200g以上の航空法対象になってしまいますか?
という質問に対する答えが以下です。
重要施設など特殊地域を除き、プロペラガードを取り付けた状態でもプロペラガード未装着時と同じく制限がございません。
出典:Amazonより
また、国土交通省の定義で、機体が200g以下の場合制限がありませんが、こちらの200gとは「飛行可能な状態で最小限の機体重量」となっております。
よって都内人口密集地でも、重要施設周辺に該当しなければ飛行可能でございます。
まさに、その点を突いているのです。
飛べる状態で200gを下回れば良いということだそうです。

さすが企業様の知恵は凄いですね。
限界を攻めていることが伝わってきます。
規制外だからといって正しいマナーとルールを守ることが大切
今まで、200g以上のドローンを飛ばしていた方が処罰される事案が発生したり、ドローンの落下による事故や器物破損といったことが起きてきました。
例え、プロの業者だったとしても誤って民家に落としたり、人を傷つけてしまっては冗談では済まされません。
オモチャという扱いでも、プロペラは高速回転し、衝突すれば対象物や人を簡単に傷つけてしまうのです。
今一番心配なのは、一般ユーザーが規制外のドローンで安いという安易な理由だけで、購入し問題を引き起こさないかどうかです。
今後、事故が起きればDJIやドローン業界はさらに暗闇になっていくことは間違いありません。
楽しんでも良いですが、最低限のルールとマナーは守って欲しいですね!
何にせよ、人に迷惑をかけることは一番いけないことです。
どんなアクティビティもほどほどが肝心です。
また、せっかくの庶民の楽しみを、自ら首を締めるような行為はしたくないですものね。
それも考えた上で、しっかりと楽しんで技術の進化を体感しましょう!
【DJIMAVIC MINI】初心者から中級者にオススメな理由とは?
ドローンは値段相応というのが大変良く当てはまる機材となっています。
高級機種になればなるほど、安定感も増し、動画も素晴らしい画質で撮影することができるのです。
今まで、格安ドローンの多くは、動画のガタつきや日本では飛行禁止な電波を用いた悪質な商品もあり、正しい買い物がなかなかできない状況でした。
しかし、失敗して何度も買ってを繰り返す前にDJIMAVIC MINIを一台買っておくだけで、安定した操縦と動画が手に入る訳です。
一年分少し節約すれば、無駄な消費をせずにより良いものが手に入るのは魅力的だと考えております。
初心者のうちに、安定しないドローンをうまく操るまで時間をかけて習得するのではなく、全てが整った低コストのDJIMAVIC MINIのみ狙って使えば、よりドローンに愛着が増し、動画制作の意欲も高まるということにつながります。
DJIMAVIC MINIはプロ機としては不十分?
あくまでも個人的な見解ですが、4Kを求められるようになった昨今の映像業界において、2.7KのDJIMAVIC MINIはまだまだ不十分ということです。
8Kが登場したため、一般ユーザーでもフルHDの1080pから4Kに近い高画質動画を手軽に撮影できる機材が普及し始めたのだと考えられます。
しかし、4Kは必要なのか?
1080pが撮影できれば問題なし
YouTubeにアップする程度なら、1080pで全く問題ないです。
というのも、4Gや5Gといった通信速度革命が起きている現代においても、瞬間的な速さはあっても、動画をたくさん見て月々のデータ制限に引っかかるという本末転倒なことが起きています。
スマホを普及させたのにも関わらず、家でのインターネットも利用してもらうために、外で使えるWifiなどに制限をかけているようなのです。
そんな状況下において、スマホの方が閲覧ユーザーが大いにも関わらず、データ容量の大きい4Kや8K動画は見れません。
よく経験があるかと思いますが、1080pか最悪144pなどの最低画質でしか見れないことが起きています。
なので、一番普及しやすい動画画質は1080pという訳です。
実際にMavic miniを飛ばしてみた!
実際に見ても、720pだとザラザラしていますが、1080pは文句がない画質なのです。
大物YouTuberでも1080pの画質がほとんどです。
たとえ4Kで高画質な動画をアップしたとしても、自己満足で終わっているケースがほとんどです。
現在、新しいバージョンのDJI MINI 2が発売されています。
価格は高くなりましたが、4K/30fpsの動画を撮影が可能になったため、より実用性が増しました。