【重要:全てのYouTuber収益関係】チャンネルを子ども向けとして設定しますか?に対する設定方法とは?
2019年11月13日に非常にタイムリーなニュースが飛び込んできました。
※YouTubeを利用している全ての方々に関係のある重要な設定です。
ShibaEmonが制作している動画は大人の趣味として楽しむ旅動画やHowTo動画、PR動画なので直接関係はありませんが、設定によっては全てのクリエイターに関係のある話題。
YouTubeの設定を正しく行わなければ収益が減少する
YouTubeは2019年9月に「保護者の同意なしに子どもの個人情報を違法に収集し、**児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)**に違反した」として和解金を支払うことになりました。
以前から子供向けの動画は、稼げると大人が躍起になって参入していた節があり、子供を使ったYoutube動画やオモチャといった子供向けのコンテンツが溢れていました。
事実、大人よりも稼ぐ億単位のYouTuberがいたほどです。
例によっては、大人の手の内で、知らず知らずのうちに子供のプライバシーや権利が阻害されているという事例もありました。
YouTube自体、高性能な機械学習システムを用いて、楽曲の著作権やプライバシーポリシー違反などを見つけてきましたが、子供向けコンテンツばかりは、お手上げのようです。
ですので、クリエイターは自身の収益を守るために、YouTubeの設定を正しく行わなければなりません。
YouTubeで子供向けの動画を配信していない場合の設定方法
ShibaEmonのように、大人の趣味やPR動画をテーマにした動画クリエイターは、何も設定しなくていいかと言えば、そうではありません。
子供向けの動画を配信していない場合でも設定が必要な理由とは?
簡単な設定一つで良いのです。
面倒がらずに設定することで、これから得られる大きなメリットは3つあります。
・YouTubeの全ての機能を制限なく使うことができる
・全ての広告が表示される
・チャンネルの正当性をYouTubeに知らせることができる
今まで、深く考えずにYouTubeに動画をアップしていた方も多いのではないでしょうか?
著作権の侵害やプライバシーポリシーといった基本的な社会人のマナーを守るだけでは、YouTubeの運営はできなくなりました。
チャンネル登録者数が1000人に満たなければ、収益化ができなくなったのも、大きな衝撃がありました。
悪質な参入がなくなった(裏を返せば初心者のYouTubeへの参入障壁が高くなった)ということも挙げられますが、今回の規約変更も非常に重要なことです。
子供の未来を守るためにも、明るいYouTube活動をしましょう!
YouTubeで子供向けの動画を配信していない場合の具体的な一括設定方法
チャンネル自体が子供向けの動画を配信していない場合は、一括で設定を変更することをオススメします。
1.YouTube Studioと呼ばれる、YouTubeのチャンネル管理画面を開きます。
2.左サイドバーにある歯車マークの設定を押します。
3.左メニュータブに全般・チャンネル・アップロード動画のデフォルト設定・コミュニティと並んでいるので、チャンネルを選択します。
4.チャンネルを選択するとタブに基本情報・詳細設定・ブランディングと表示されるので、詳細設定を選択します。
5.チャンネルを子ども向けとして設定しますか?という項目が現れます。
6.「いいえ、このチャンネルを「子ども向けではない」として設定します。子ども向けコンテンツをアップロードすることはありません。」のチェックボックスにチェックを入れて、保存します。
これだけの設定で、以前と同じく通常のクリエイター活動ができるので、気負いせずご自身のためだと思って設定しておきましょう!
※急な実装だったのか、選択項目の行間が0になっているのは、YouTube開発者の焦りを感じました…ので、あえて追求いたしません。
YouTubeで子供向けの動画を一部配信している場合の具体的な設定方法
初めに、子供向け動画を一切アップしていないYouTuber向けに設定方法をご説明いたしましたが、そうではない場合はどうするか?
ご安心ください、動画を個別単位で設定することが可能です。
1.YouTube Studioと呼ばれる、YouTubeのチャンネル管理画面を開きます。
2.子供向けに配信アップされたYouTube動画を選択。
3.動画の詳細→詳細→視聴者という項目の下に選択ボックスがあります。
4.この動画は子ども向けですか?と質問されているので、子供向けであれば「はい、子供向けです」を選択。逆も然り、下の画像のように、個別で「いいえ、子ども向けではありません」と選択することが可能です。
今回は、子供向けかどうかの確認の下に、「動画を成人の視x聴者のみに制限しますか?」という設定項目が追加されています。
デフォルトでは「いいえ、動画を18歳以上のみの視聴者に制限しません」となっているので、そのままで問題ありません。(実際にそちらのコンテンツをアップされている場合は設定が必ず必要です。)
ですので、ターゲットが高級感のある大人向けのコンテンツだから、18歳以上に設定してしまうと、大損害を受けますのでご注意を。
YouTubeで子供向けの動画を配信している場合
子供向けの動画を配信しているYouTuberは今回の規約変更に伴い、少なからずとも打撃を受けることになります。
子供向けコンテンツをアップしているYouTuberが受けるデメリットとは?
子供向けコンテンツを発信しているチャンネルは以下の大きな制限が課せられます。
・コメント、情報カード、ムービーの終了画面などの一部機能が制限。
・パーソナライズド広告が表示されなくなる。
チャンネル全体を「子ども向け」に設定した場合、ストーリー機能やコミュニティタブ、通知機能、「後で見る」機能なども使えなくなります。
実際に、子供向けコンテンツではないのに、設定をしていないと見られるチャンネルがありました。
共有をしようと思った動画だったのですが、共有ボタンを押すことができませんでした。
YouTube側の仕様変更によって共有させたくてもできない状態になる可能性があります。
また、単純に言えば、収益が減少するということにつながります。
では、一体どんな動画が「子供向けコンテンツ」として扱われるのか?
YouTubeにおける子供向け動画とは?
「子どもが視聴者に想定されているかどうか」「子どもの役者やモデルが登場するかどうか」「子どもの興味を引くキャラクターや有名人、おもちゃが含まれるかどうか」「子どもにわかりやすい言葉や表現を選んでいるかどうか」「ごっこ遊びや歌など、子ども向けのアクティビティが含まれるかどうか」「子どもの興味を引く歌や物語、詩などが含まれるかどうか」といったものが挙げられます。
出典:YouTubeより
項目によっては、若干難点もありますが、規約は規約ですので、以上の点が「子供向けコンテンツ」として取り扱う必要が出てきます。
大人も未だに熱中している、子供向けのオモチャを使っている場合は、子供向けコンテンツの一部として取り扱われる可能性もあるという表現ですね。
ShibaEmonでは、子供向けコンテンツは取り扱っていないのですが、万が一のためにも今後のYouTubeの動向にしっかり注意しなければならないようです。
正しく設定をしなければどうなる?
故意に不正な視聴者層設定をしているとYouTubeが判断した場合、チャンネルやムービーに対して対策措置が行われます。
YouTubeは児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)などの法令に違反したとみなされることにつながってきます。
以前から問題視されてきた著作権侵害と同様に、動画が永久に見れなくなったり、最悪の場合アカウントが凍結される可能性があります。
ですので、グレーゾーンを抜けようといった甘い考えは無しにして、清く正しい判断でYouTubeを運営していくようにしましょう!というのが今回の狙いでもあります。
動画コンテンツはより複雑になる
ドローンが普及し、国単位でルールが改正されるといった新たな時代に突入しようとしている現代において、YouTubeもこれまで深く追求してこなかった問題も徐々に解決しようと努力をしています。
動画コンテンツは不特定多数のユーザーがアップし、楽しいや嬉しい、悲しい、凄いといった世界と繋がれるSNSでもありました。
その中で、悪事を働くユーザーも増加しているのも事実です。
ルールを敷くことで、これまでの生活を侵害せず、豊かに暮らしていけるというのは素晴らしいことです。
動画で収入を得ることができる時代において、モラルやマナーを国ごとにしっかりと守ることができるユーザーはより強い発信者として生き残ります。
ShibaEmonが制作する動画は、ルールの上に立ちながらも高品質でクリエイティブな仕上がりに!
ShibaEmonでは、規約に準拠しつつ、クリエイティブな動画や写真といったコンテンツの制作が可能です。
面倒な規約や、時代の流れに逆らわない根底を元にした動画制作が可能です。